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侍ジャパン

プレミア12 2019

試合レポート

序盤先制攻撃&投手陣の盤石リレーで無敗メキシコを撃破!決勝進出に王手!

2019年11月14日 12:18配信

坂本が今大会初タイムリーを含む3安打の活躍で復調(写真:Getty Images)

「第2回 WBSC プレミア12」のスーパーラウンドの第3戦が13日に行われ、侍ジャパンが3対1でアメリカに快勝。決勝進出へ大きく前進した。

スーパーラウンド2位(2勝1敗)の日本と首位(3勝0敗)に立つメキシコとの対戦。負ければ自力での決勝進出がなくなる日本は、7日の台湾戦で3回4安打無失点だった今永昇太(DeNA)が中5日で先発。対するメキシコは、4日のアメリカ戦で3回3安打2失点だったラミレスがマウンドへ。左腕同士の投げ合いで試合が始まった。

主導権を握ったのは日本だった。1回表の攻撃を3人で終えたメキシコに対し、日本は1回裏、1死から2番・坂本勇人(巨人)がヒットと盗塁で2塁に進むと、4番・鈴木誠也(広島)がセンター前へ弾き返して1点。さらに5番・外崎修汰(西武)が続いて1、2塁として、6番・近藤健介(日本ハム)が二遊間を破って2点目を奪った。続く2回も三者凡退だったメキシコに対し、日本が2四球からチャンスを作り、守備で華麗なプレーを見せたばかりの坂本が今大会初タイムリーを放って1点を追加。日本が序盤で3点のリードを奪った。

援護点をもらった先発・今永は、「ロッカーも良い雰囲気でしたので、切り替えて楽しくマウンドに上がることができました。怪我で離脱した秋山翔吾さんも観に来ていたので気合いを入れて投げました」と3回までパーフェクト投球。4回表に、1番・ジョーンズにソロ本塁打を許したが、この日許したヒットはこの1本のみ。5回、6回もテンポ良く3人ずつで仕留め、最後は三者連続の空振り三振。6回を1安打1四球無失点、8奪三振の快投に「調子の良かったカーブを會澤さんが見極めてくれて、特に上手く使うことができました」とマウンドを降りた。

3回以降、日本は追加点を奪えなかったが、その中でリリーフ陣が好投。甲斐野央(ソフトバンク)が7回を打者4人、1四球2三振で無安打に抑えると、8回は山本由伸(オリックス)が打者4人を1失策3三振で無安打。最後は山﨑康晃(DeNA)が打者3人から2三振を奪って無安打と、3投手が3イニングで計7奪三振。ほぼ完璧な投手リレーでゲームを締め、オープニングラウンドから全勝を誇っていたメキシコ撃破に成功した。

試合後の稲葉篤紀監督は「選手たちがこの試合の大事さを分かった上で、昨日から切り替えて試合をしてくれました。今永投手の素晴らしい投球もありましたし、先制点を取れたことで日本らしい戦いをすることができました」と納得の表情。アメリカ戦で4打数無安打だった坂本が猛打賞をマークし、鈴木はこの日も2安打1打点で打率.476、3本塁打、11打点で目下、今大会三冠王と好調をキープ。侍ジャパンはこれで3勝1敗となり、メキシコに並んで首位タイに浮上。決勝進出をかけ、16日に宿敵・韓国との一戦に臨む。

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