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侍ジャパン

プレミア12 2019

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侍ジャパン、前回大会のリベンジなるか!? 今季飛躍した選手たちに期待!

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打線の中心と期待される坂本勇人(写真:Getty Images)
東京五輪に向けた前哨戦 メンバー選考の基準は?

 第2回WBSCプレミア12が11月2日~17日に開催(日本のグループBは5日開幕)される。WBSC世界ランキング上位12カ国のチームが参加し、東京五輪2020予選も兼ねた大会で侍ジャパンは強さを見せられるのだろうか。

 大会形式をおさらいする。オープニングラウンドは、グループA(開催地:グアダラハラ、参加国:メキシコ、米国、オランダ、ドミニカ共和国)、グループB(開催地:台中・桃園、参加国:チャイニーズ・タイペイ、日本、ベネズエラ、プエルトリコ)、グループC(開催地:ソウル、参加国:韓国、キューバ、オーストラリア、カナダ)の3グループに分けて行われる。

 各グループ上位2チームが、11月11日からのスーパーラウンド(開催地:東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム)へ進み、11月17日に決勝(開催地:東京ドーム、スーパーラウンド1位対2位)と3位決定戦(開催地:東京ドーム、スーパーラウンド3位対4位)を実施。

 前回2015年の第1回大会の優勝チームは韓国で、準優勝はアメリカ。大谷翔平をエースに据えた日本は、準決勝で韓国に3対4で敗れ、3位(3位決定戦でメキシコに11対1で勝利)に終わった。

 前回大会のリベンジの意味合いも持つ日本代表を率いるのは稲葉篤紀監督だ。今回のメンバー選考について「スピード・パワー・経験をバランスよく構成することで強いチームができると考えました」と説明。今季セ・リーグ最多勝の山口俊(巨人)、同最優秀防御率の大野雄大(中日)、さらに経験豊富な岸孝之(楽天)に、山岡泰輔(オリックス)、今永昇太(DeNA)、山崎康晃(DeNA)、田口麗斗(巨人)の実力者たち。そして今季大きく飛躍した高橋礼(ソフトバンク)、山本由伸(オリックス)、中川皓太(巨人)と左右のバランスも考えながら楽しみな面々がズラリ。

 捕手は甲斐拓也(ソフトバンク)、小林誠司(巨人)、會澤翼(広島)の3人体制を敷き、内野陣は山田哲人(ヤクルト)、源田壮亮(西武)、外崎修汰(西武)、菊池涼介(広島)、坂本勇人(巨人)、浅村栄斗(楽天)、松田宣浩(ソフトバンク)、そして外野陣は秋山翔吾(西武)、鈴木誠也(広島)、近藤健介(日本ハム)、吉田正尚(オリックス)、周東佑京(ソフトバンク)。故障や疲労を理由に辞退者もあったが、どのような打順、どのような守備位置で臨むのか、非常に楽しみな陣容となっている。
※代表メンバーは10月24日発表時点

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ドミニカ共和国代表のアービン・サンタナ(写真:Getty Images)
世界ランク1位の実力を見せられるか

 ライバルチームに目を向けると、各国に現役メジャーリーガーはいないが、2006年にア・リーグMVPに輝いたジャスティン・モーノーがカナダ代表、MLB通算15年で149勝を挙げたアービン・サンタナがドミニカ共和国代表で出場。アメリカ代表には、未来のスターと言えるマイナーの有望株を多く揃え、連覇を狙う韓国にはパク・ビョンホ、キム・ヒョンスのメジャーからの出戻り組も参戦する。

 それらを“撃破”するため、稲葉ジャパンはすでに22日から宮崎で合宿をスタートさせている。「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」として10月31日と11月1日にカナダと強化試合を実施(沖縄セルラー那覇スタジアム)。チーム内でのコミュニケーションを深めた上で台湾に乗り込む。

 過去の国際舞台を振り返っても、緊迫した戦いの中で一つのプレーが大きく流れを変え、一つのミスが命取りになった。そして、一つの勝利でチームは結束した。五輪の前哨戦となる今大会で、日本はWBSC世界ランキング1位の実力を見せられるか。是非とも、プレミア12の覇者として、地元開催の五輪を迎えてもらいたい。

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