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侍ジャパン

プレミア12 2019

試合レポート

4番・鈴木が2試合連発弾&タイムリー2本で4打点!投手陣も踏ん張って3戦全勝突破!

2019年11月8日 13:34配信

4番・鈴木誠也の活躍もあり日本は1次ラウンドを1位通過(写真:Getty Images)

「第2回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンドB組の最終戦が7日、台湾・対中で行われ、侍ジャパンが8対1で地元チャイニーズ・タイペイに圧勝した。

2連勝同士の対戦となったB組のアジア対決。この試合の勝敗が次のスーパーラウンドに持ち越しとなることを考えても負けられない一戦。日本にとっては完全アウェーの雰囲気の中で試合が始まった。

その中で輝きを放ったのが、侍ジャパンの新たな4番だった。

1回表、2死から3番・近藤健介(日本ハム)が四球で出塁し、バッテリーミスで2塁に進むと、ここで打席に入った4番・鈴木誠也(広島)が、「しっかりと自分の決めた球をスイングできました」と相手先発リャオ・イージュンのスライダーを捉えて左中間を破るタイムリー3塁打。さらに5番・吉田正尚(オリックス)のライト前に落ちるタイムリーで2点目を奪うと、3回表2死1塁の場面で再び鈴木が、今度は相手2番手ワン・ツンハオのストレートを捉えて左中間スタンドへ放り込む2ラン。逆風が突き抜けた2試合連続の一発に「感触は良かったのですが、風もあったので入って良かったです」と笑み。日本が序盤で4点のリードを奪い、敵地ファンを黙らせた。

投手陣も奮闘した。先発の今永昇太(DeNA)が1回2死1、3塁、3回1死満塁のピンチを背負いながらも無失点で踏ん張ると、2番手で登板した大野雄大(中日)も4回1死1、3塁、5回2死1、3塁のピンチを切り抜けてバトンタッチ。6回表に日本が丸佳浩(巨人)の今大会初ヒットとなるタイムリーで1点を追加すると、6回裏以降は山岡泰輔(オリックス)、甲斐野央(ソフトバンク)、岸孝之(楽天)が危なげないピッチングを披露。そして9回表に日本が鈴木と源田壮亮(西武)のタイムリーでダメ押しの3点を奪うと、最後は山本由伸(オリックス)が1点こそ奪われたが、大勢に影響なく8対1でゲームセット。日本が3戦全勝でオープニングラウンドB組首位突破を決めた。

「スーパーラウンドまで3日空きますから、今日は早めの継投を決めていました。チャイニーズ・タイペイはどの球にも食らいついてきますし、よく振ってくる打線でした。(鈴木)誠也はあの若さで期待や重圧がかかる中、ここまでしっかりとチームを引っ張ってくれています」と稲葉篤紀監督。4番の鈴木がタイムリー2本と2ラン一発の3安打4打点の大暴れ。野手で唯一出場のなかった外崎修汰(西武)も8回表の代打出場から守備にも就いた。

B組2位のチャイニーズ・タイペイとの勝敗は、11日から日本で始まるスーパーラウンドにも持ち込むため、日本は1勝0敗からのスタート。初戦こそ硬さが見えた稲葉ジャパンだったが、最高の状態で次なる戦いに向かう。

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