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プロ野球

注目選手

  • 根尾 昂

    根尾 昂

    学校名 大阪桐蔭
    ポジション 遊撃手
    投打 右投左打
    プロ注目度 A

    打って、守って、投げてのポテンシャルに際立つ思考力。四拍子揃った説明不要のドラフト候補。「飛騨の怪物」と入学前から異例の注目を浴びた根尾は、高校キャリアのスタートからシーズンごとに成長を重ね、最後には攻守の柱としてチームを引っ張り春夏連覇。崩れないメンタルが土台にあっての最高の結果だった。

    投手、外野手としての10年後も見たいが、より大きな魅力は遊撃手・根尾。三遊間、二遊間前の目一杯の打球にも体が流されず、いつも通りの送球ができる。特に横の動きの中で踏ん張る力は幼少期のスキーで鍛えた体幹の賜物。この体幹と下半身の安定が打席での強烈な振りも生み、打球は速く、強く、重い。

  • 藤原 恭大

    藤原 恭大

    学校名 大阪桐蔭
    ポジション 中堅手
    投打 左投左打
    プロ注目度 A

    スピード&パワーを追求し続けるアスリート系外野手。今春からプレーレベルがワンランク上がり文句なしの1位候補に。大阪桐蔭高の伝統でもある積極性が際立つ打撃は、下半身の使い方を覚え、球をとらえる精度が格段にアップ。凡打でも崩れた形が明らかに減り、逆方向の打球も時にフェンスを越えるようになった。

    圧巻の“スピード”と強い“スライディング”を備えた走塁も課題の“スタート”が改善。塁上から冷静に投手を見られるようになり、低い姿勢から飛び出す感覚も会得。盗塁に必要な“3S”が揃い、プロの世界で韋駄天として沸かせる足掛かりもできた。どの場面でもプレーに絡んだ瞬間、試合を動かすことができるキープレーヤーだ。

  • 小園 海斗

    小園 海斗

    学校名 報徳学園
    ポジション 遊撃手
    投打 右投左打
    プロ注目度 A

    身のこなしが美しい、高次元で三拍子揃えた逸材遊撃手。50メートル5秒8の脚力を活かした広大な守備範囲、遠投110メートルの強肩から繰り出される正確なスローイング、基本に忠実な柔らかいグラブさばきは、いずれも出色の域。遊撃手としての「アウトを奪う能力」はすでにプロの1軍のレベルに達している。

    バッティング面における最大の武器は卓越したバットコントロール。体の開きが遅い、インサイド・アウトのスイング軌道を早い段階で身につけており、木製バットも難なく使いこなす。昨年までは線の細さが感じられたが、高2冬に6キロの増量に成功。最大の課題であったパワー面も改善され、長打率も向上した。レベルアップを呼び込む方法論を自分自身で見つける術に長けている点も高評価。2度の甲子園出場を果たし、侍ジャパン高校代表メンバーにも2年連続で選出。大舞台の経験も豊富だ。

  • 吉田 輝星

    吉田 輝星

    学校名 金足農
    ポジション 投手
    投打 右投右打
    プロ注目度 A

    夏の高校野球選手権第100回大会の主演男優。重力に逆らうようなストレートに、打者の顔色を見ながら強弱をつける投球術、さりげない首の動きでフェイクを入れる牽制球。どこを切り取っても一流の素養が垣間見える。投手になるために生まれてきた男だ。今どき珍しく、走って走って自分を作り上げてきた。その結果、2年時よりも体重移動がスムーズになり、指先までしっかりと力が伝えられるように。変化球も多彩に操れるだけに小細工に走ってもおかしくないが、ここぞという場面では中軸を力でねじ伏せる闘争本能も持っている。単にいい球を投げるだけではなく、勝つために自分とチームが何をすべきか察知する。この勘の良さは歴代トップクラスではないだろうか。だからこそ、今夏に誰も予想しえなかった結果を残すことができたのだろう。

  • 太田 椋

    太田 椋

    学校名 天理
    ポジション 遊撃手
    投打 右投右打
    プロ注目度 B+

    2年時の甲子園で高い守備センスを見せつけ、名を上げた。180cmを超える身長ながらも、身のこなしが軽くグラブさばきの感覚も優れている。プロでも遊撃手を守っていける土台が備わっていると言えるだろう。攻撃面は冬場のトレーニングが功を奏し、特に右方向にも強く打てるようになった。その分、マークが厳しくなったが、自分で崩れないメンタルも備える。

  • 引地 秀一郎

    引地 秀一郎

    学校名 倉敷商
    ポジション 投手
    投打 右投右打
    プロ注目度 B+

    高校生右腕トップクラスの評価を受ける剛腕。高出力のエンジンを生かすスムーズなフォームへの改良に成功するなど、着実に進化を続けている。注目される最速151キロのストレートだけでなく、鋭いスライダー、緩いカーブを織り交ぜ、高いレベルの“ピッチング”ができるようになった点も◎。

  • 渡邉 勇太朗

    渡邉 勇太朗

    学校名 浦和学院
    ポジション 投手
    投打 右投右打
    プロ注目度 B+

    聖地で一皮むけた大型右腕。下級生時から将来を嘱望された大器も春先に右ヒジを痛めた影響を引きずり、今夏の南埼玉大会は今ひとつ。しかし、コンディションが整った甲子園では最速149キロを計測。マウンドでさらに大きく見えた。長身ながら制球に苦しむシーンが少なく、試合をまとめる力があるのは大きな武器。本人は大谷翔平(エンゼルス)を参考にしていると語るが、投球センスは本家以上だ。

  • 野村 佑希

    野村 佑希

    学校名 花咲徳栄
    ポジション 三塁手
    投打 右投右打
    プロ注目度 B+

    右の長距離砲としての素養を秘める強打者。群馬で埋もれていた無名の原石が偶然にも花咲徳栄高・岩井隆監督の目に留まり、甲子園通算4本塁打と花開いた。脱力を意識した構えから、ボールをバットに乗せて運ぶスイング。見る者の「この打球ならこれくらい飛ぶだろう」という想像を上回る飛距離に驚かされる。今春は三塁手にも挑戦したが、内野手としての身のこなしをマスターするには時間がかかりそう。プロでの適性は外野手か。

  • 野村 大樹

    野村 大樹

    学校名 早稲田実
    ポジション 捕手
    投打 右投右打
    プロ注目度 B+

    プレッシャーを楽しめる特異な性格の持ち主。1学年上の清宮幸太郎(日本ハム)が取りこぼしたチャンスを、ありがたく頂戴した下級生時代。最上級生になってからは、捕手をしながらも攻守でチームをガンガン引っ張った。高校通算68本塁打は力ではなく、技で運んだものばかり。なおかつヘッドスピードの速さは、全国屈指のものがあった。プロでは捕手よりも、三塁手あたりで期待されるはず。

  • 林 晃汰

    林 晃汰

    学校名 智辯和歌山
    ポジション 三塁手
    投打 右投左打
    プロ注目度 B+

    飛距離は今年の高校球界でも随一のスラッガー。センバツは1本塁打も残る3安打のうち2本がフェンス直撃で、あと数十センチ上なら清原和博(元西武ほか)や松井秀喜(元巨人ほか)らと並ぶ大会記録だった。まだまだ技術も精神も未成熟だが、野球に取り組む姿勢は純粋で、経験を積んでいけば大化けする雰囲気を持っている。

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