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山崎隆造のいぶし銀コラム

RCC広島カープ 2018年3月28日 11:05配信

2018/03/28 開幕間近!

25日にオープン戦を終え、後は開幕を待つのみ。

充実したキャンプを経て楽しみなオープン戦だったが12球団中11位という成績に終わった。

今年のカープは大丈夫だろうかという声が聞こえてきそうだが、今のカープの投打のバランスをみたら優勝候補の筆頭であるのは間違いない。

オープン戦の成績がシーズンに入って直接反映するかと言ったら私は別物と考えるべきだと考える。

野手に例えるなら打つに越したことはないのだろうが、打ち過ぎても打てなくても何方にしても不安は付きまとうものなのだ。

大事なのは開幕して早めに波に乗る事が出来るかどうかで、チームとしての早めの1勝、個人としては早めのヒット1本、早めの好投が鍵となる。

投打での顔ぶれも名前がスラスラ出てくる程、選手の充実ぶりが伺える。

固定されたメンバーに加え、野手では美間、メヒア、投手では、高橋昂也、アドゥワ、藤井、塹江など新しい戦力も出てきた。

長いシーズン、いつ何が起こるか分からない訳で、彼らの活躍度には注目したい。

今年もタナキクマルと鈴木誠也が、グイグイ引っ張ってくれそう。

オープン戦終盤に、しっかり調子を合わせてきてる感ありあり。

特に昨年のMVP男『丸』の状態の良さが目を引く。

25日のバッティングを観ても、ボールとの距離感、見逃し方、方向性、バットコントロール、どれを取っても文句のつけようがないくらいの内容だ。

心配された鈴木誠也も間に合ったし、調子の方も良さそうで何より。

新井の離脱はチームとしても痛手だが、松山、エルドレッド、メヒア、美間、そして怪我で出遅れたバティスタも早期の合流も可能性ありということで起用のバリエーションは豊富にある。

悔しい思いの新井だろうが、怪我した所も注意しなければいけない箇所だけに完全に治癒させて戻って来てほしい。

サードのポジションは基本的には安部だが、相手投手の右・左によっては、美間との併用の可能性も出てきたのでは。

キャンプからオープン戦とアピールし続けている美間の評価が高くなっている。

バッティング面でも粘り強くなったところを見せているし、守備力があるのが良い。

投手陣に目を向けても、野村、ジョンソン、薮田、岡田、大瀬良、久里、一岡、中田、ジャクソン、今村、中崎と先発・中継ぎ共に充実している。

オープン戦に於いては好不調が見え隠れしている投手もおり、彼らが額面通りの活躍をしてくれるかどうか。

そういう意味では、昨年台頭した薮田、岡田が少し気になる。

今季はどこまで安定感を見せてくれるか、またどこまで伸びてくれるかが楽しみである一方で、不安な一面があるのも確か。

中継ぎ陣の顔ぶれも頼もしい投手ばかりだ。

ただ今季も登板過多になりはしないかという心配と、それによる蓄積疲労を懸念してしまう。

先発陣の1イニングでも多くという協力は勿論欲しいし、長い目でみた起用法も考慮して欲しいなと思う。

昨年は、ほぼストレスなく独走するというある意味楽な展開で余裕のリーグ優勝。

今季のカープへのマークはきつくなるのは必至で、簡単に優勝させてはくれないだろうという予想にはなる。

厳しい戦いを勝ち抜いて、連覇の誇りを胸に『3連覇の偉業!』を達成して貰いたい。

順位予想

1位 広島東洋カープ

2位 横浜DNAベイスターズ

3位 阪神タイガース

4位 読売ジャイアンツ

5位 東京ヤクルトスワローズ

6位 中日ドラゴンズ

RCC広島カープ

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