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山田和利の熱視線

RCC広島カープ 2018年3月14日 19:35配信

社会人三菱重工広島との練習試合が由宇球場で行われました。

結果は1対2で負けてしまいました。

先発九里投手は、球を低めに集め緩急や両サイドの出し入れと、完ぺきな内容。

どの球でもストライクが捕れて、安定感のある投球を見せてくれました。

本番に向けて仕上がりは順調そのものでした。6回、無安打4三振、無四球で得点を与えませんでした。

2番手高校生新人遠藤投手は1回2安打1四球1失点、自責も1点でした。

細かな制球はまだまだだですが、体のしなりあるフォームは魅力で、体が出来てくれば十分に期待がもてそうです。

3番手高校生の育成選手、藤井黎投手は、1回2安打1三振1四球1失点、自責も1点でした。ストレートに重さを感じる投手、フォークも得意だけに、ストレートにこだわりすぎた所はこれからの勉強です。

最後は、横山投手1回1安打1三振で無得点に抑えた。

野手陣は、5回まで船越捕手の2安打に抑えられ、得点を奪う事が出来ませんでした。6回裏に野間外野手のライト線ツーベース。ライトが左中間によって守っていたので、本来の選手であればシングルヒット、野間選手の足と好走塁で2塁打に。0アウト2塁から、桑原内野手の送りバント成功で1アウト3塁。

安部内野手がキッチリ犠牲フライを上げて1得点。結果、ヒット4本では、追加点も奪えず、負けてしまいました。

ファームとしては16日から開幕を迎えます。

1軍は、もう少し先になるので、サバイバルは当然続く事になります。

明日から、船越捕手と庄司内野手が1軍合流になります。少ないチャンスを生かして欲しい。

2軍合流予定の、小窪内野手と高橋外野手は、ここからやり直して、1軍の戦力として戻れる様に奮起し、練習や試合に挑んで欲しい。

今年も始まります。

いつも言っていますが、1軍にいい状態の選手を送り出せるかが、大事な役目になります。勿論、選手を育てながら勝ちに繋げられたら最高な展開ではありますが、選手たちが昨年との違いを見せてくれる事が、楽しみな所でもあります。

当然、1軍はセリーグ3連覇に向けて、更に日本一に向けて、厳しい戦いになっていくと思います。監督もプレッシャーではなく、モチベーションに変えて立ち向かっていくとのことでしたので、どうかファンの皆様の心温まる声援や叱咤激励が、選手の力となり勇気づける事でしょう。

今年も宜しくお願いいたします。

「山田和利の熱視線」

カープ2軍守備走塁コーチの山田氏による、選手に一番近い現場からのナマ情報コラム

RCC広島カープ

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