衣笠祥雄の鉄人の流儀
RCC広島カープ 2018年2月7日 11:25配信
キャンプ地での練習が各球団始まりました。当初の報道には余り厳しいところはなく、監督の抱負、選手の目標、新人の可能性、とまずはこんな所が紙面、テレビ、ラジオから流れてきて、各チームのファンの皆さんの好奇心、期待度を刺激して行きます。
昔はこれで進んだのですが、最近はCSテレビがどこの球団もついており、ライブで放送しますのでファンの方々も時間があれば見る事ができるという時代です。
マスコミの方も難しい時代になってきたと思います、じっくりと見て自分の意見をしっかりと書いたり、言ったりしなくてはいけないようになって来ました。ファンの方がテレビでチェックしていますからね。ファンの皆さんにはどうぞ時間を少し作って、CS放送を覗いて欲しいと思います。
初期の段階のその選手の練習、中盤の練習にどこが違うか、どこを練習しているのか?新人選手とベテラン、今年にかける意気込みをどこに見せようとしているのか?必ず見つかると思います。ぜひ見つけて欲しいと思います。
各選手にはその選手しかない特徴があるはずです。彼らはプロです。必ずその選手の「売り物」がある筈です。足の速い選手は足を生かして、力のある選手はその力をフルに使って、技術にかける選手はその技術を、そして自分の売り物を作りそこを球団に、ファンに見てもらいプロ野球選手として頑張ってゆくのです。
カープの選手はこの何年かで、急激に技術も精神的にも進歩しました。だから敢えてもう一段の成長を望みたいのです。そしてチームのレベルを上げて欲しいと思います。長年頑張っている選手にはそれぞれセールスポイントがあります。ファンの皆さんにはそこを見つけて楽しんで欲しいと思います。
最近のファンの皆さんは大変に優しい、良いことです、私の時にも今のようなファンの方が欲しかったと思います!!!
さてそこで今年のカープが優勝する鍵はどこにあるか?昨年までは2年連続で交流戦の頃に他球団が何となく離れていき、カープの独走体制が出来、オールスター戦ごろには優勝への逃げ切りの体制が作られていたように思いますが、今年も同じように行くかというと少し変わるでしょう。
1番はDeNAがカープを破り選手権に出て敗れたとはいえ、チーム自体が自信を持って今年は臨んでくるでしょう。
昨年カープに勝ち越したことも大きな自信になるところに、石田、今永、浜口という左3枚、若くて元気がいい投手を持っている所に、三上、山崎というリリーフが経験を積んできたという点、投手陣も安定しそうです。
打線はロペス・筒香・宮崎を中心に桑原の相方に大和を獲得、これは大きいでしょう。捕手も嶺井・高城が安定してきたと思います。今年は少しやり難いチームになりそうです。
次がヤクルトです。昨年は星を頂ける、計算のできるチームでしたが、思わぬ展開から青木選手がアメリカから帰ってきました。この効果がどのくらい出るか?難しい所でしょう。コーチに宮本が帰ってきて細かなところは昨年よりもミスが少なくなるでしょう。
小川監督はチームに安定感を感じている筈です。投手陣はもう少しというところですから付け入るところは見つかると思いますが、昨年のようには行かないと見ています
阪神は相変わらず外国人選手の出来が大きくチームの成績に影響するでしょう。ここ一番にどんな野球を見せるか?金本監督が経験の少ない若手に何を教え込むか、覚える事がいっぱいの若手がどこまでこのキャンプでシーズンの戦い方を準備するか見たいと思います。
中日はまだ時間がかかると見ていますが、外国人打者はテレビを見ると用心が必要な打ち方をしているようです。これから研究して抑えなくてはいけません。投手陣はまだ若く経験の少ない投手が多いという所がありつけ込むところが見つかると思います。
問題は巨人ですね?難しいところです。材料が見つけ難いところが多くて、ただ此処は巨人です。名門の意地を見せる時があるので難しいのです。昨年は本当にカープにとって前半戦は特にいいお客さんでしたから、今年が怖いのです。かなり調べているでしょう。
カープの選手は自分の長所をしっかりと自覚して、そこを伸ばすためにこのキャンプを頑張ってチームの力をもう一段あげる努力をして欲しいと思います。そんな、こんな見方を今していますが、これからどう変わるのか?楽しみにしたいと思います。
「衣笠祥雄の鉄人の流儀」
鉄人・衣笠祥雄氏による独自の野球論をつづります(シーズン中はスゴ得コンテンツで配信中)