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カープライター前原淳のダグアウトロー

RCC広島カープ 2018年1月31日 14:55配信

「ダグアウトロー的2018Camp見どころ(中)」

 春季キャンプ初日、スポーツ紙や各テレビ局が最も大きく取り上げる話題を予想しよう。きっとランチ特打(ローテーションから外れると仮定)での鈴木誠也の柵越えの本数と予想する。守備走塁の練習はすべてできず、一部別メニュー調整となるも、打撃は100%の力でできる。合同自主トレでも「えげつない」打撃をしていた。故障上がりとは思えぬ打撃に度肝を抜かれるに違いない。

 ということで、広島春季キャンプ見どころの第2回目はパワーだ。

 鈴木は昨年8月の手術後、練習メニューが限られる中、ウエートトレーニングで上半身を強化した。打撃練習ができない間も動画でさまざまな打者の映像を確認してイメージトレーニング。打撃再開とともにフォームを変えながら取り組んできた。

 主力選手の欠席が目立った合同自主トレ初日の打撃練習では、「1人メジャーリーガーが混ざっている」と球団関係者が証言したほどの迫力だった。

 実はすでにマツダスタジアムのメーングラウンドでロングティーだけでなく、遊び感覚のフリー打撃を行っている。そこでは8割超が柵越えだったという。進化続ける打撃とともに、一流から超一流へと成長していく過程も楽しんでもらいたい。

 パワーで言えば、支配下選手登録2年目のバティスタだ。緒方監督も「飛ばす力は日本人にはないものがある」と舌を巻く怪力の持ち主。飛距離なら他球団の外国人選手にも負けないだろう。

 キャンプメニューでは、ロングティーが最もバティスタのパワーが伝わるだろう。ローテーション打撃内のロングティーではなく、クール最終日に行われることが多い練習最後に盛り込まれたロングティー。最後の力を振り絞った全力スイングから放たれた打球は、「なかなか落ちない」と感じるほど伸びる。日本人選手の打球がフェンス手前で弾む中、バティスタの打球は柵を越え、さらにバックスクリーン上段を直撃するものもある。

 日本人選手では下水流昂が「飛ばし屋」だが、バティスタは規格外だろう。4番最有力の鈴木と4番候補のバティスタ。2人のアーチ連発で日南が少し早い花火大会と化すかもしれない。

「カープライター前原淳のダグアウトロー」

カープファンに熱い支持を受けているスポーツライター前原淳が勝手気ままにつづるコラム

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