カープライター前原淳のダグアウトロー
RCC広島カープ 2018年1月31日 09:50配信
「ダグアウトロー的2018Camp見どころ(上)」
今日からキャンプ初日まで広島春季キャンプの見どころをスピード、パワー、テクニックに分けて、ダグアウトロー的視点で紹介する。中国放送RCC「ニュース6」でのスポーツニュースも必見だが、キャンプは“生”が一番。日南や沖縄へ行く際は参考にしてもらいたい。
まず初日はスピード。機動力野球を追求する広島だけに、キャンプの動きも速い。練習開始から終了まで、メーングラウンドに人がいなくなることがない。効率的かつ機敏に濃密なメニューをこなしている。特に主に正午すぎから行われるローテーション打撃はメーングラウンドを数分きざみで動き回っている。他球団のキャンプと見比べると、広島キャンプのスピーディーさが分かるに違いない。
野間峻祥や菊池涼介の走力のように生で見るからこそ感じるスピード感もある。何よりプロのスピードを感じるのは、やはり球の速さだろう。はっきりと分かるブルペンでの投球練習は見学エリアが限られるが、キャッチボールからでもプロのスピードは感じられる。
自主トレ期間中から岡田明丈や塹江敦哉らはキャッチボールから切れのある球を投げ込んでいた。「別に力を入れたということはなく、キャッチボールはキャッチボール」と岡田。ルーティンのように、塁間以上離れた約40㍍から伸びるような低い軌道で投げている。キャンプでは真後ろから見ることもできる。おすすめスポットの1つだろう。
初の開幕1軍を目指し順調な調整を見せる塹江も仕上がりは早い。キャンプでもきっと自主トレパートナーの中崎翔太がキャッチボールの相手を務める。昨春はブラッド・エルドレッドのキャッチボール相手は庄司隼人だった。スピードとは関係ないが、キャッチボールを誰と誰がやっているかという点も面白いかもしれない。
キャンプの楽しみ方は人それぞれ。ひいきの選手を追っかけるもよし、新しい選手の特長を見つけるもよし、マニアックな視点で見るもよし。胸躍る球春の到来である。