大一番で出番なし…山崎康不完全燃焼のプレミア12
日刊プロ野球 2015年12月2日 10:00配信
小さな大魔神が不完全燃焼に終わった。プレミア12の侍ジャパンのメンバーに選出されたDeNA山崎康が悔しさをあらわにした。チームは準決勝で韓国に痛恨の逆転負け。世界一の目標には届かなかった。
大一番の試合前だった。「僕は投げさせてもらえるんでしょうかね…」。シーズン中はルーキーながら絶対的な守護神として君臨してきた。だが、侍ジャパンでは中継ぎとしてブルペン待機が続き、1次ラウンドからの起用を見れば、自身への信頼感に首をかしげるのも無理なかった。
山崎康の予想通り? 韓国戦での出番はなかった。3点リードの9回に喫した4失点逆転負け。いつもなら、マウンドに上がりセーブするのが見慣れた光景だった。球界の猛者たちが集う代表チーム。普段と勝手が違うのは当然とも言える。合流直後は「どのタイミングで肩を作ればいいか分からない。そのへんが難しいですね」とも漏らしていた。
韓国戦敗退後、スポーツ紙は一斉に「継投ミス」を敗因に挙げた。小久保監督も慣れない指揮だったとは思う。それ以上に選手はもっと慣れない状況を強いられていたのも事実だった。いつも通り―。簡単なようで難しいと再認識させられた。
【為田聡史】
