注目選手
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清宮 幸太郎
学校名 早稲田実 ポジション 一塁手 投打 右投左打 プロ注目度 A 時代の寵児。高校通算本塁打数など、もはやどうでもいい。高校入学直後から常に注目を浴び続け、そのなかで結果を残し続けてきた事実が清宮の偉大さを物語っている。周囲がいくら騒ごうとも動じることなく、確固たる自己を保ち続けた精神性もスターの証だ。捕手が「見逃しだ」と思った瞬間にバットが出てきて、インパクトの次の瞬間にはもうボールはライト上空へ…。何度でも言おう。こんな打球を打てる選手が、いつまでも「アマチュア」と呼ばれていてはいけない。肉体的には早熟型だけに、早く野球に集中できる環境で研鑽を積みたい。
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安田 尚憲
学校名 履正社 ポジション 三塁手 投打 右投左打 プロ注目度 A まだまだ天井が見えない発展途上の長距離砲。準決勝で大阪桐蔭高に敗れた夏の大阪大会では7試合で19打数12安打、10四死球、13打点、3本塁打。凄まじい内容で、続くU-18W杯でも苦しむ選手が多い中、一定の実力を発揮した。今年になり引っ張り中心だったスイングの種類が増え、ヒットゾーンが格段に広がり、逆方向への距離もアップ。安定感がある三塁守備、上を見続け、努力を重ねられる強さ。打つ以外の要素も備えている。
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中村 奨成
学校名 広陵 ポジション 捕手 投打 右投右打 プロ注目度 A 高校野球100年の記録を次々と塗り替えた強肩強打の捕手。甲子園6試合で清原和博(元西武ほか)超えの6本塁打に大会記録の17打点、43塁打。春の大会後、ボールに入れるバットの角度を掴み、放物線を描く打球が一気に増えた。その強打を差し置き、この先一番の売りとなるのが甲子園史上最強とも思えたスローイング。ランナーのスタート意欲を削ぐ威嚇的な強さ、決して浮くことのない正確性。送球だけなら即戦力だ。また、バント処理で脱兎のごとく飛び出す瞬発力。日本球界を代表する捕手へ育つ素材であることは間違いない。
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石川 翔
学校名 青藍泰斗 ポジション 投手 投打 右投左打 プロ注目度 A 今年の高校生でトップクラスの素材を持つ本格派右腕。東京・板橋シニア時代は無名な外野手も、高校入学後に身長が伸び、投手に転向して才能が開花した。今夏は左足首に重度のねんざを負いながらも、自己最速の151キロをマーク。しっかり指に掛かり、外角低めに伸びてくる球筋は打たれた経験がないという。栃木大会準決勝の作新学院高戦では、温めていた秘密兵器・カットボールを解禁。栃木王者をあと一歩まで追い詰めた。タテに鋭く落ちるスライダーも三振を奪える高性能な球種。極端な負けず嫌いで、マウンド上での気持ちの強さも将来性だ。
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田中 瑛斗
学校名 柳ヶ浦 ポジション 投手 投打 右投左打 プロ注目度 B+ 体重70キロの細身ながら、常時140キロを超えてくる高速系投手。今夏の大分大会では149キロを叩き、評価を不動のものとした。また、スライダーでのカウント先行やカットボールでの1球勝負など、試合の流れを見ながらの投球術も光る。
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増田 珠
学校名 横浜 ポジション 中堅手 投打 右投右打 プロ注目度 B+ 選球眼、バットコントロール、勝負強さを備えた外野手。大舞台にめっぽう強く、夏の神奈川大会では3年間で打率.468、24打点、9本塁打と爆発した。自らの1本で、勝敗を決定づける力がある。常に笑顔で前向きにプレーし、勝負所を楽しめるタイプ。プロ向きの勝負根性だ。
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山口 翔
学校名 熊本工 ポジション 投手 投打 右投右打 プロ注目度 B+ 九州屈指の快速右腕。ぶっ飛んでいくような150キロのストレートにスライダーやチェンジアップを織り交えた投球は、全国屈指の速球派として早くから注目されてきた。力むとボールが上ずって押さえが効かなることと、投球が一辺倒になって集中打を浴びやすいことは課題。しかし、最後の夏は安定感が増してきていた。
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村上 宗隆
学校名 九州学院 ポジション 捕手 投打 右投左打 プロ注目度 B+ 通算52発の長打力ばかりに目を奪われがちだが、捕手としての守備力もシーズンを追うごとに成長。走塁に関しても意欲、勘のよさを持ち合わせている。
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阪口 皓亮
学校名 北海 ポジション 投手 投打 右投左打 プロ注目度 B 佇まいだけでこれからが楽しみ、とわかる“長身、細身、キレイな球筋”の3点セット。高い運動能力、軽い身のこなしに加えて、応援される明るいキャラもいい。150キロ近いストレートなのに打たれた高校時代だったが、球質を上げれば圧倒的な投球ができるはず。
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平松 竜也
学校名 盛岡大付 ポジション 投手 投打 右投右打 プロ注目度 C+ みちのくで育まれた剛球投手。横浜出身の男が、盛岡に行って急成長した。センバツで145キロを記録するも、制球に不安を抱えていた。しかし、夏の大会では力の抜き加減を覚え、投球術に磨きがかかった。変化球にも鋭さが増すことで、一気に指名圏内に仲間入り。