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早実・清宮だけじゃない! センバツ出場の“有望株”を総チェック

2017年3月16日 14:00配信

見どころ
憧れの甲子園で輝きを放つチーム・選手は果たして…
強打者が豊富な今年のセンバツ

 今月19日に開幕する第89回選抜高校野球大会。今大会の最大の注目選手はやはり清宮幸太郎(早稲田実/一塁手)だ。今月8日に行われた今季初の練習試合でいきなりホームランを放ち、高校通算本塁打は79本となった。ホームランの数ばかりが取り上げられるが、決してパワーだけのバッターではない。三振の数は非常に少なく、甘いボールを逃さずにとらえられる高い技術を備えているのだ。

 清宮と並び称されるスラッガーが、安田尚憲(履正社/三塁手)だ。188cm、92kgの恵まれた体格で、少し差し込まれてもスタンドまで運ぶパワーは圧倒的。清宮が“柔”なら安田は“剛”という雰囲気だ。ちなみにセンバツの大会本塁打記録は3本で、清原和博(元西武など)、松井秀喜(元巨人など)など10人が記録している。ともに厳しいマークを受けることが予想されるが、勝ち進めば記録更新の可能性も十分にあるだろう。

 今大会は清宮、安田以外にも野手に有望株が多いのが特徴だ。同じ左のスラッガーとして注目度が高いのが金成麗生(日大三/一塁手)。アメリカ人を父に持ちその体格とルックスから『デカプリオ』の愛称で呼ばれ、秋の東京都大会決勝では早稲田実から3ランを含む4安打5打点と大暴れを見せた。技術的にはまだまだ粗いがパワフルなバッティングは魅力だ。

 右の強打者では智弁学園の太田英毅(遊撃手)、福元悠真(外野手)。太田はフォロースルーの大きい柔らかさ、福元は無駄のない鋭いスイングが特徴でともに長打力は十分だ。三拍子揃ったタイプでは西浦颯大(明徳義塾/外野手)の評価が高い。中学時代にはU-15の侍ジャパンにも選ばれており、体はそれほど大きくないものの鋭いライナーを放つバッティングと脚力は魅力だ。この三人はいずれも昨年春から三季連続の甲子園出場で、場慣れしているのも頼もしい。嶋谷将平(宇部鴻城/遊撃手)はショートの守備名人。抜群のグラブさばきとフットワークは高校生場慣れしており、四番を打つバッティングも力強い。

優勝するのに「投手力」は欠かせない

 一方の投手は山口翔(熊本工)、金久保優斗(東海大市原望洋)、竹田祐(履正社)、三浦銀二(福岡大大濠)などが注目選手。山口は柔らかい腕の振り、金久保はキレ味鋭いスライダー、竹田と三浦はコーナーいっぱいを突くコントロールが武器で、いずれも140km台のスピードを誇る。昨年夏の甲子園に出場した投手たちに比べると少しスケールが小さい感は否めないが、その前評判を覆すようなピッチングに期待したい。

 下級生で紹介したいのが根尾昂(大阪桐蔭/外野手)。146kmをマークするスーパー中学生として入学前から評判だった選手だ。抜群の運動能力を生かして現在は外野とショートも兼任しており、左打者ながら左中間にホームランを放つなどバッティングでも非凡な才能を発揮している。来年夏の100回大会の主役になる可能性を秘めた逸材であることは間違いないだろう。

 最後に優勝争いについてだが、秋の明治神宮大会を制した履正社が総合力では頭一つ抜けている印象だ。下位まで切れ目のない打線で投手陣の層も厚い。それに続く存在としては仙台育英、健大高崎、前橋育英、早稲田実、静岡、大阪桐蔭、明徳義塾、福岡大大濠、秀岳館などが挙げられる。昔から“春は投手力”と言われることを考えると、力のある投手のいる静岡、大阪桐蔭、福岡大大濠、秀岳館が少し優勢か。センバツ連覇のかかる智弁学園、甲子園夏春連覇のかかる作新学院も昨年のチームに比べると戦力は落ちるものの、地力はあるだけに忘れてはならない存在だ。

(文・西尾典文)

交流戦

順位 チーム 試合 勝率
1 ソフトバンク 18 12 6 0 .666 -
2 広島 18 12 6 0 .666 0
3 西武 18 10 7 1 .588 1.5
4 阪神 18 10 8 0 .555 0.5
5 楽天 18 10 8 0 .555 0
6 オリックス 18 10 8 0 .555 0
7 DeNA 18 9 9 0 .500 1
8 中日 18 9 9 0 .500 0
9 日本ハム 18 8 10 0 .444 1
10 巨人 18 6 12 0 .333 2
11 ロッテ 18 6 12 0 .333 0
12 ヤクルト 18 5 12 1 .294 0.5

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