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シーズン展望

パは今季も2強、セは混戦か WBC組にも注目!

2017年3月30日 12:00配信

見どころ
WBCでは日本チームで唯一ベストナインに選出されたソフトバンク千賀(写真:Getty Images)
戦力的にはソフトバンクが頭一つ抜けているが…

 3月31日、プロ野球ペナントレースがいよいよ開幕する。WBCの余韻も残る中でのシーズンイン。果たして今季はどのような戦いを展開し、どんな話題でファンを楽しませてくれるのだろうか。

 パ・リーグは、今季も2強の様相が色濃い。その一つが、昨季日本一の北海道日本ハム。二刀流の怪物・大谷翔平を筆頭に戦力が充実しており、打線では中田翔、レアードの中軸コンビに加え、西川遥輝、中島卓也、近藤健介、岡大海といった20代中盤の伸び盛りの選手を多い。投手陣も有原航平、高梨裕稔の2人が成長中。リリーフには増井浩俊、宮西尚生のWBC組が控え、走攻守で非常にバランスの良いチームだ。ただ、陽岱鋼、バースといった昨季の主力が退団しており、選手層はそれほど厚くはない。連覇のためには昨季の15連勝のような勢いに乗る必要があるだろう。

 その昨季王者を上回る戦力値を誇るのが福岡ソフトバンクだ。昨季の最多勝左腕・和田毅に武田翔太、千賀滉大、バンデンハークのWBC組を加えた先発4本柱が強力。野手陣も1番から9番まで隙がなく、今季はデスパイネが加入して不足していた一発長打の魅力がアップ。2チーム分を作れる12球団ナンバーワンの戦力&選手層で、長いペナントレースに対する不安はない。

 パ・リーグでは、この2強を脅かすチームが出てくるかどうか。昨季3位の千葉ロッテは、デスパイネの代わりに獲得したパラデス、ダフィーの外国人コンビが大きな鍵を握る。選手個々の能力が高い埼玉西武は、投打が噛み合えば十分に優勝争いができるはず。辻発彦新監督の下で1点を大事にする野球を取り戻すことができるかどうかだろう。その西武から岸孝之をFAで獲得した東北楽天は台風の目として不気味な存在。若手が成長して波に乗れば、上位進出は十分にある。さらに昨季最下位のオリックスには、吉田正尚というブレイク必至の新時代のスラッガーがいる。糸井嘉男は抜けたが、金子千尋、西勇輝、ディクソンらの先発陣にWBCでも活躍した平野佳寿と投手陣の駒は揃っている。

 戦前では“2強4弱”と言われているが、どのチームも可能性がある。ただ、戦力的にソフトバンクが頭一つ抜けていることは確かで、“ホークス包囲網”がどう機能するかでペナントレースの流れは大きく変わってきそうだ。

戦力差拮抗で“乱セ”の予感!

 セ・リーグも同じような構図。昨季王者の広島に、巨大戦力の巨人が襲い掛かり、他の4球団も虎視眈々と上位を伺う形となる。

 25年ぶりのリーグ優勝から黄金時代構築が期待される広島は、黒田博樹の穴をどう埋めるかが大きな鍵。野村祐輔、ジョンソンに続く先発投手が頭角を現し、2ケタ勝利を挙げるような活躍をすることが連覇への第一条件になるだろう。野手陣では菊池涼介、田中広輔、鈴木誠也のWBCトリオがシーズンフル稼働できるかどうか。そして新井貴浩が昨季同様の活躍を披露できるかどうかがカギになるだろう。

 その広島を凌いで優勝候補筆頭には今季も巨人が挙げられるが、オープン戦最下位に終わるなど、まだまだ多くの課題を抱えているのが現状だ。ただ、WBCで奮闘した菅野智之、小林誠司のバッテリーとキャプテンの坂本勇人が加わればまったく別のチームになる。野手では陽岱鋼、マギー、投手陣では吉川光夫、山口俊、森福允彦、カミネロといった新戦力を高橋由伸監督がどう起用するか。既存戦力と激しい争いが良い方向に向けばいいが、舵取りを誤れば内部分裂する危険性もはらんでいると言えるだろう。

 ラミレス監督2年目を迎える横浜DeNAは、先発投手陣を整備できるかどうか。打線は侍ジャパンの4番・筒香嘉智を筆頭に若手も伸びて来ている。外国人助っ人が上手く機能すれば2年連続CS進出は可能だろう。同じく就任2年目の金本知憲監督率いる阪神は、新加入の糸井嘉男、ベテラン・鳥谷敬の復活とともに世代交代がうまく行くかどうか。一昨季の王者・東京ヤクルトは、山田哲人、バレンティンを中心とした強力打線が健在。畠山和洋の復活と例年続出するケガ人が出ないことが大きなポイントになる。そして昨季最下位の中日は、森繁和新監督の下でチーム改革を断行中。戦力的に劣る面は否めないが、チームの雰囲気は確実に変わっただけにゲレーロ、柳裕也といった新戦力が機能すれば面白くなる。

 セ・リーグ各球団の戦力を見ると、それほど大きな差は見られない。昨季は真っ赤に染まったスタンドが、今季は何色に染まるのか。“乱セ”の予感タップリだ。

(提供:株式会社インターナショナルスポーツマーケティング)

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